シングルマザー子育て日記『ちいさな世界』

子供2人と暮らすシングルマザーのブログです。仕事に育児に毎日奮闘中です☆家計簿も公開中です!!

シングルマザーが病気になった時の事を考える。

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はじめに

これの続編です☆

chiiseka.hatenablog.com

 

 シングルマザーが病気になった時

 私はシングルマザーで2人の子供がいますが、実は無保険です。生命保険も医療保険も加入していません。

 

医療保険に加入していない状態で入院した場合、使える制度や手当について調べてみました。

 

病院に支払う医療費について

 高額療養費制度が利用できます(*´艸`*)月の初めから終わりまでにかかった医療費の自己負担額が高額になった場合に払い戻される制度です☆(差額ベッド代、食事代、保険外の医療費は対象外)収入によって自己負担額が変わってきます。

 

息子3歳がアデノイド切除の手術を受けた際はこの制度を使いました。病院から高額療養制度の説明を受け、保険証に記載されている保険者に申請。入院中に『限度額適用認定証』を発行してもらいました。事前に手続きしておけば、病院での支払いは自己負担限度額までの支払いで済みます。(息子は福祉医療費助成制度で無料でした。)

 

限度額認定証を退院後に申請して発行する場合、一度医療費の総額の3割を窓口で支払い、後から払い戻されることになります。事前に手続きすれば、高額な医療費を一度に支払う事にはならないようです。

 

高額療養費制度の限度額がいくらになるのかを、計算できるサイトがネット検索すると出てくるのですが、年収110万の私が入院して20万の医療費がかかった場合、高額療養費制度を利用すると、自己負担額は35400円になるようです。

(福祉医療費助成を受けているので、実際はこんなにかからないかもしれません。)

一千万円医療費がかかっても月35400円でした。

 

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入院中の子供の預け先の確保

私が入院中は実家に預ける事が可能だと思うので、託児所などの子供にかかる費用は今のところ無いと思います。ですが、父は高齢で母はまだ仕事をしています。確実に預かって貰える保証はありません。調べてみると、

『子育て短期支援事業のショートステイやトワイライトステイ』

が利用できる事が分かりました。地域によって値段が様々ですが、民間の所よりかなり安く預ける事が出来るようなので、調べてみてください(*´艸`*)

 

私の住んでいる地域の場合、母子家庭で市県民税非課税世帯は費用負担は無しとの事なので我が家は無料で預ける事ができます。本当にありがたいことです。ただ『期間が原則7日間以内』ということなので、長期入院の場合は相談してみないと分かりませんね。(平成24年度の調査では全国672カ所あるようです。)

 

託児所の場合はもっともっとお金がかかってくると思うので、手元にお金が無いと乗り切れません・・・。その場合、母子・寡婦福祉資金貸付金など、無利子、もしくは低額な利子で借りられる制度もありますので、一度市役所などに相談に行くといいかもしれません。

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入院中や療養中に無収入になってしまった時に使える制度

雇用保険に加入の場合は、傷病手当金というものがあります。業務外の病気やケガで働くことができず、会社を休み始めた日から連続した3日間(待期期間)を除いて、4日目以降、休んだ日に対して標準報酬日額の3分の2支給されます。この傷病手当を申請すれば、入院や療養期間が長引いてもなんとか乗り越えらえそうです。(最長1年6か月まで受給可能です。)

 

医療保険に入っていた場合、入院中は給付金が出ますが、一般的に自宅療養まで保障してくれる保険は少ないと思います。(加入している保険の種類にもよります。通院保障が付いている保険は、通院日のみ支給があるかもしれません。)

医療保険に入っていてもいなくても自宅療養の場合は大差ないかもしれません。

 

病気や怪我で働けなくなった場合 

国民年金に加入してれば、色々と要件はあるようですが、該当すれば障害年金が支給されます。がんや糖尿病など、病気で生活や仕事が制限されるようになった場合でも該当すれば支給対象になるそう。年金加入状況や家族構成によって支給金額は変わってくるようです。

 

じゃあ医療保険は必要無いの? 

ここまで色々考えてみて、万が一入院した時に生活していけるだけの貯金があれば、医療保険には無理に入らなくてもいいや。

 

と最近まで思っていたのですが、医療保険ってやっぱり必要なの?と思うような話を耳にしたのです。

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先進医療について 

先進医療って知っていますか?

 

先進医療とは、最先端な医療技術で健康保険が使えずに技術料が全額自己負担になってしまう治療法です。治療費の全てが自己負担になってしまう訳ではありません。先進医療の技術料は全額自己負担ですが、診察・検査・投薬・入院料などは保険が適用されます。あくまで、技術料のみの自己負担です。

 

先進医療の技術料は、高いものばかりではなく数万円程度の安い治療も沢山あります。数万円程度ならなんとか支払いが出来るかもしれませんが、万が一高額な治療法が自分に該当した時は治療を受ける事が難しくなりますよね。

 

実は、先進医療なんて私の住んでる田舎じゃ誰も治療を受けた話を聞かないし、縁のない話だと思っていたら、先日、ガンで先進医療が受けたかったが高額で受けられなかった。という話を耳にしました。先進医療をとても身近に感じてしまいました。私が知らないだけで、先進医療が受けられる状況でも金銭的な問題から諦めるという人は実は、多いのかもしれない。と考えたのです。

 

先進医療特約は医療保険にわずかな金額で付けられるので、入っておくと安心かな?と思いました。ただ、先進医療の為に医療保険に入るのはちょっと・・・。と悩んでしまいます。

 

まとめ 

オリックス生命やメットライフアリコ、共済など、月額2000円以内で入れる保険は沢山あります。(ほとんどの物が、先進医療特約が付けられます。)お金に余裕があればお守り程度に入っておくと、安心だけど無理してまで入る必要はないかな?と思いました。