私は子供達が大好きです。でも、子供を生きがいにしてしまっている事が少し怖いです。
以前、母子家庭のお子さんが言った、
『母が重い。』
という言葉をずっしり考えてしまっています。
詳しい事は分からないのですが、そのご家庭は母1人、子1人(女性)
・結婚を考えているが、今まで自分の為に身を粉にして働いてきた母親を1人置いていく訳にはいかない。
・母が病気になれば、面倒をみるのは自分しかいない。
・母が自分に依存していて辛い。
・母が重い。
父親がいれば、何の心配も無くお嫁にいけるのに・・・。そんな感じの悩みを抱えていました。
母子家庭で育った子は、お嫁に行く前も行ってからも。一人残された母親の事を心配して一人で抱え込み悩んでいたりする場合があります。母一人子一人なら余計に《自分しかいない。自分が何とかしなきゃ!!》と思ってしまう事もあるかもしれません。
母親が子供に依存することなく経済的・精神的に自立していれば、子供が重く感じる事は無いし、苦しむ事も無い。
『お母さん、私はお嫁に行くけど何かあったら連絡してね!!』
と普通にお嫁にいける。ところが、
子供が生きがい。子供しかいない。子供の為に生きている。
そんな風に生きてきた母親を子供はありがたいと思うものの、大人になってからは重たい存在に感じてしまい、
見えないプレッシャー。
に苦しんでしまうのでは無いかと思う。
これは子供によって個人差があると思う。《母が重い》と思う子もいれば思わない子ももちろんいる訳で一概には言えない。
そんな風に子供を生きがいにしてきた母親は子供が家を出て1人になったら
空の巣症候群
になって苦しんでしまう可能性もある。
※空の巣症候群とは・・・。
生きがいだった子供が進学や就職をして1人暮らしをしたり、結婚をして独立した後に母親としての役割をなくした孤独感や、生きがいを失った虚無感を感じて、新たな生きがいを見つけられず、うつになってしまう状態のこと。不安感や体の不調もありお酒に頼ってしまう事もあるそう。
夫婦揃っていても《空の巣症候群》になる人もいる。それが母子家庭となると誰もいなくなり1人ぼっちで本当に心に穴が空いたようになってしまいそう・・・。
子供達の事はとても大切だけど、それを生きがいにするのはいけないと色々模索している。自分の為にも精神的に自立しなくては。
とは言ってもうちはまだ5歳と2歳。今は愛情をたっぷり注いで可愛がりたい!!先の事ばかり考えてしまうのは本当に私の悪い癖です・・・。これから少しずつ子供では無い生きがいも見つけて行きたい。最後までありがとうございました(*´艸`*)