納豆のカラシ君こんにちは。
3人家族(幼児2人)で納豆を食べる場合、子供達は付属の『カラシ』を食べない。一人1パックの納豆を食べた場合、カラシは2個余ることになる。その余ったカラシ。いつの間にか誰かのポケットに忍ばせておいて頃合いを見て、
『ポケットにカラシ入ってるよ!!』
と言うのが我が家で空前の大ブームだ。相手に気づかれないようサッとポケットに入れるスリルと成功した時の快感が忘れられずとても楽しい。その後、行動はエスカレートしてポケットだけにとどまらず、ぎゅうちゃんのトミカの座席に押し込んであったりパープーのこえだちゃんのエレベーターに隠れていたり。カラシはいつも私たちの身近にいるお友達になった。もうカラシなんて呼ばせない。彼はれっきとしたお友達『カラシ君』だ。
カラシ君、爆発事件。
朝、保育園に子供達を送りに行き荷物の片付けをしながら、ふとベストのポケットに手を入れるとカラシ君がいた。『や、やられた!!ぎゅうちゃんめ!!』と悔しさでいっぱいになったのもつかの間、手にヌメっとした感覚があった。急いでカラシ君をポケットから出すと破裂して中身が出てしまっていた。
『ぎゅうちゃん!!カラシ君!!ママのポッケで中身が出ちゃったよ!!』
無邪気な5歳小悪魔がこちらを見てニタニタしていた。重傷を負ったカラシ君はツーンとした臭いを出しながらも必死に存在をアピールしていた。
和やかな保育園の片隅で納豆のカラシが爆発した事をもめる親子はきっと日本では我が家だけだろう。後日、母に『ママが一緒になってふざけっこしてどうするの!!』とお叱りを受け、このカラシウォーズは終了した。余談だが、残ったカラシ3個を一気に納豆に入れて食べたところ悶絶した。もうしない。残ったカラシは少しずつ食べて行きたい。
オナラをした人は退出命令が出る。
朝食を食べている時に事件は起きた。パープーがうっかりオナラをしてしまったのだ。そんなパープーにぎゅうちゃんが厳しい一言。
『オナラをした人は外に出て行ってください。』
うわ~~~~ん!!!!!
『ぎゅ、ぎゅうちゃん。許してあげてよ!!ぎゅうちゃんだってオナラするでしょ?お互い様だよ。パープー泣いちゃってるよ。』
『ダメです。オナラをした人は外に出て行ってください!!』
うわーーーーーーーーん!!!
その後もぎゅうちゃんからお許しの言葉が出ず、パープーはしばらくメソメソしていた。手厳しい。仲良くして欲しいと心から思う母なのでした。最後まで見て頂きありがとうございました!!