大雪です。
雪が降りました。それも大雪です。大通りにも雪が積もり、視界も悪くやっとの思いで帰宅しました。
子供達は大はしゃぎで、パープーは目をキラキラさせながら帰りの車の中で、『ゆきだるまつくろう』を歌っていました。でも歌詞が…。
ゆきだるまつくろう~。
お兄ちゃんと二人で~。
ママは埋めちゃおう~…。
えーっ!!パ、パープー!?ママ悲しい…。
その後、替え歌合戦をしながら帰宅したのですが、子供達は私が言った『スコップペンペン』がツボったらしく家に着くまでずっと笑っていました。
それにしてもこの大雪。雪遊び用の手袋や長靴は用意したけど、これじゃ明日の朝が大変だよね…。早めに家を出ねば。
ノロノロ運転になるのはもちろんだけど、朝から車に積もった雪を降ろすのだって大変な作業!!タダでさえ毎朝大騒ぎで家を出るのに、仕事にちゃんと間に合うだろうか?こうなった以上、《なるようになる!!》と思うしかない。(ちなみに私の長靴は無く、去年の雪の日は濡れた靴で一日を過ごしました。今年は替えの靴を忘れません。)
そんなこんなで『大変だなぁ。』とニュースを見ていると、この大雪は四年ぶりとのこと。四年ぶり…。私はふと、四年前の雪の日のことを思いだしていました。
四年前の忘れもしない嫌な思いで。
四年前。私は元旦那と新築したマイホームで暮らしていました。雪の積もった日は離婚約一か月前でお互いに悩み苦しみ。辛い毎日を過ごしていました。(ぎゅうちゃん2歳、パープー4~5か月の時のお話です。)
大雪の日。確かその日はお休みで元旦那は家に居ました。みんなで雪で埋もれた駐車場と前の道を何とかしようと雪かきを始めたのですが、元旦那は早々に退散。リビングの中央でうつぶせに倒れ、目には見えないかまってちゃんパワーを放出させネガティブなことをつぶやいていました。私はそれを見て心が重たくなったと同時に、元旦那に対して嫌気がさしてしまったのを今でもとてもよく覚えています。
私達が家を建てた土地は三区画の分譲で、裏の家にぎゅうちゃんと同い年の男の子が住んでいました。その裏のご家族も、パパさんと息子さんで雪かきを頑張っていて、ママさんは椅子に座って、その様子を幸せそうに眺めていました。
私は元旦那がいなくなった後も、パープーを背中におんぶしながら雪かきを続けていました。誰かがやらねばいけないことです。しんどい。
心の中はずっと黒い気持でいっぱいでした。
羨ましい。何で私はこんな思いしなくちゃならないんだろう。
顔を上げれば幸せそうな家族風景。同じ分譲に家を建てて同じ年齢の子供がいる家庭同士。こうも違うものなのか?その状況が余計に私を惨めにさせ心をえぐります。
向こうのご家族は私のこと、どう思ってるんだろう?
嫌だ。嫌だ!!
涙をグッと堪えながら下を向いて雪かきを頑張ります。力仕事で体が痛く、やっとの思いで作業を終えて私はヘトヘトになってしまいました。
最後に集めた雪で小さな雪だるまを作ると、ぎゅうちゃんがとても喜んでくれました。パープーはずっと背中で可哀想だったけど、本人は気にせず気持ちよさそうに寝てくれていたので良かったです。
雪かきが終わり家に帰ると、元旦那がコタツに入りゴロゴロリラックスしながら『俺って鬱病じゃ無くてただの怠け者なのかもなぁ。』とポツリ。私は元旦那には元旦那の苦しみがあることを知りつつも複雑な心境でした。
【この記事でもこの話について少し触れています。】
まとめ
四年ぶりの大雪。つい昔の事をあれやこれやと思いだして辛くなってしまいます。でも、今になってこの時のことを考えてみると、裏のご家族が目の前にいなかったらこんな風には思わなかったような気がしています。シングルになって何でも自分でやるのが当たり前になって。この時は私も甘かったな…。なんて思えるほどに私も少しずつ強くなって来ました☆
今回の大雪で、その嫌だった思い出を楽しい雪の思い出に塗り替えられるように、子供達と雪の日を楽しみたいと思います。明日は道が凍りそうです!!皆さんもお気を付けて☆暗い話を最後まで読んで頂きありがとうございました!!