メルちゃんをスターにしたいです!!
パープー2歳のお誕生日にプレゼントしたメルちゃん。あまり遊んで貰えずおもちゃ箱で眠っています。世の中には一緒にお出掛けしたりお風呂に入ったり。優雅なお人形ライフを送るメルちゃんもいれば、我が家のようにおもちゃ箱で眠るメルちゃんもいて、お人形の世界も平等ではないんだな。なんて大人気ないことを思いつつずっとモヤモヤしていました。
とはいえ私はメルちゃんが大好き!!我が家のメルちゃんはロングヘアーなのですが、ホントに可愛い!!お洋服を作ったり髪を綺麗にしたり。色々着飾ってあげたいけど、私には時間が無くてそこまでの余裕はありません。(なんて言いつつ布団は作った。)
こうなったら《パープーにメルちゃんのことを好きになってもらってスターにしよう!!》と私は一人企んでいました。
わたし、メルちゃん。
メルちゃんに可愛いピンクのドレスを着せて寝室にいる子供達の元に向かいます。襖の隙間からメルちゃんと一緒にそっと覗くと、子供達は布団に潜ってネズミごっこをして遊んでいました。
すると、鋭いパープーがメルちゃんの存在に気がつきます!!
『お兄ちゃん、メルちゃんが覗いてる!!』
『うわぁぁぁぁ!!』
逃げる子供達!!作戦失敗か!?いや、諦めるにはまだ早い!!メルちゃんがお喋りしてる風を装い、裏声で子供達を誘ってみる。
『あたしメルちゃん。そろそろ寝る時間だよ。パープーちゃん、ぎゅうちゃん。メルと一緒に寝ない?』
ヤバイ!!滑ったか?笑いながら嫌がるパープー。ならば…。(チラッ)ぎゅうちゃんは確か去年、メルちゃんに優しくしてくれたことがあったはず!!(お布団で一緒に寝てくれていました。)
ぎゅうちゃんのお気に入りの枕にメルちゃんを寝転ばせて、枕をトントンしながら、
『ぎゅうさま、メルと一緒に寝ましょう。』
イヤァァァァ!!
結局、仲良くして貰えず寝室を追い出されてしまうメルちゃんと私。
フッツ。よかろう子供達。そこまでしてメルちゃんを嫌がるなら、本当の恐怖を味会わせてやるわー!!(目的を忘れてしまう。)
母の仕返し、始まる。
ぎゅうちゃんが100均で買ったアームハンドでメルちゃんを掴み、襖の隙間からそっと忍ばせます。私が後ろにいないことで勝手にメルちゃんが動きだしたと思って、子供達は恐怖で泣き叫ぶはず!!(大人げない)
子供達がメルちゃんに気がつくと『うわぁぁぁぁ!!』とお決まりの悲鳴。そして、
母、敗北。子供達よ、大きくなりおって。この日メルちゃんは私のお胸で一緒に寝ました。辛い思いをさせてすまなかったな。おメルよ。
まとめ
翌日、実家に出かけようとすると、パープーのお気に入りのひよこの手提げバックにメルちゃんが入っていました。一緒に連れていくようです。 メルちゃんに興味を持っていたのはその一日だけだったけど、まだお風呂に入れてあげたことがないので、今度チャレンジしてみたいと思います。くだらない話を最後まで読んで頂きありがとうございました!!