自分で小口研磨をしてみました。
先日、家の中の掃除をしていると昔買ったコミックが出て来ました。久しぶりに読んでみるかと手に取ると、
何かココ、汚れてる…。
いつの間にかインクのような謎の汚れが付いていたのです!!気になる~。(この汚れているサイドの部分を小口というそうです。知らなかった!!)
こういうのって綺麗にならないのかな?ってネットで検索してみると、紙ヤスリで削る方法に辿り着きました。いわゆる小口研磨です。
余談ですが、新刊で書店に並んだ後、売れ残って出版社に返品された本は汚れを落とすために小口研磨をして再度新刊として店頭に並ぶそうです。たまに小口がザラザラしている本を見ますが研磨済みということのようです。古本屋さんでもやってるみたい。(詳しくは小口研磨で検索してみて下さい。)
本題に戻りますが、今回特に売る予定も無いので自宅にあった汚れの付いた本を紙ヤスリで綺麗にしてみたいと思います。
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紙ヤスリはダイソーの物を用意しました。
♯60,100,240,400,600,1000の6枚セット。私は400で擦って1000で仕上げをしました。 (今思うと600と1000でも良かったかも?)
粉が出るので新聞紙を敷いて、本のカバーを外して紙やすりで削ります。シャープペンシルの替え芯が入っているケースなど何かに巻き付けると真っすぐに削れるようです。が無かったので本が開かないようにしっかり押さえてそのままGO!!
汚い手でごめんなさい(-_-;)
スリスリ。途中で表紙と背表紙が削れるのは良くないと思い、開いて中の部分だけ削りました。粉が結構出ます。
途中経過。(押さえるのを母に手伝ってもらいました。)
左上端の凹みは擦るのに失敗したのではなく最初からです(´;ω;`)ウゥゥそして四冊全ての作業が終了。出来上がりがこちら!!
じゃん!!
おお~!!若干名残りがあるけどパッと見気にならないレベル。(上の汚れている部分だけ擦りました。)
比較すると…。
↓
凄い!!白っぽくなったのは気になるけど、いずれ馴染んで気にならなくなりそう。とはいえ擦った感は否めない。紙も若干弱くなった気がする。(元々小口の高さがバラバラだったことと、擦るのが下手くそだったというのもあるかもしれません。)でも、パッと見綺麗になって良かった(〃^∪^〃)
小口研磨をすると日焼けで黄色くなった本も綺麗になるそうです。(一度やってしまうと二度と戻せないので、やる場合はやり方等調べてから自己責任で行ってください。)最後まで読んで頂きありがとうございました!!