息子がだんご虫を愛しています。
先日、近所の100円ショップに出掛けたのですが、子供達に虫かごと虫取り網をそれぞれ買ってあげたんです。
早速、翌日の市営の草むしりに持参し、作業する私の横で熱心に虫を探す子供達。
しばらくして『虫が見つからない!!』とベソをかくパープーの虫かごに、だんご虫を一匹入れてあげると最初は凄く喜んだものの、丸まっただんご虫が体を伸ばした途端、
やっ!!ちもちわるい!!(気持ち悪い)
とカゴからだんご虫を早く出してアピール。結局パープーはカタツムリの殻を沢山集めて喜んでいました。
問題はぎゅうちゃん!!
問題はぎゅうちゃん。私から少し離れた所に座り込みしばらく黙々と作業した後、嬉しそうに、
ヒィィィィ~!!虫カゴに捕まえた数匹のだんご虫を誇らしげに私に見せてくれました。
ぎゅうちゃんのだんご虫捕獲能力の高さは賞賛に値するけど、虫が苦手な私はウジャウジャ足の多さに絶句。気持ち悪い。そんな私とは対照的に、
うわぁ~可愛いんねぇ~。
と愛でる息子。そんな息子が愛おしく可愛いと思うものの中々近寄れない私でした。
飼育を試みる。
その日は草むしりが終わった後、おばあちゃんちに遊びに行きました。もちろんだんご虫も一緒です。
パープーは草むしりで集めたカタツムリの殻と砂入りの虫かごを車の中で全部こぼすという大失態をおかし、怒られてツーンとしていました。
おばあちゃんちに着くと、早速だんご虫を披露するぎゅうちゃん。おばあちゃんの『気持ち悪いっ!!』の悲鳴が響き渡るのは言うまでも無い。
たかがだんご虫と思いがちだが、数匹集まるとその威力は数倍にも増す。普段は石の下や草の中で見るだんご虫が、透明の虫かごケースに入っていると足の本数までよく見えてウジャウジャして凄い破壊力なのだ!!(土や葉っぱの床材も少し入っていました。)
ご飯の時もさり気なく机の上にだんご虫を置くぎゅうちゃん。そして怒られる。
だんご虫を眺め愛し可愛がるぎゅうちゃんを見て、飼って欲しくないと思うもののこのままの飼育方法で育てたら、息子の愛するだんご虫が弱ってしまう。と心配になった私は結局飼い方を調べて色々と世話を焼いてしまいました。ぎゅうちゃんはだんご虫全員に『コロちゃん』と同じ名前をつけて呼び掛けてはニコニコ微笑んでいました。
お別れの時。
夕方、おばあちゃんちからの帰り際、カゴの中のだんご虫を見てやると一匹元気無さそうにしている子がいました。(世話を焼いて私もちょっと愛着が沸いてしまいました。)
ぎゅうちゃんに、このまま連れて帰っても生きられないかもしれない事や自然に返してあげた方が幸せに暮らせる事を伝え話し合った結果。全てのだんご虫とお別れする事にしました。(自然に返しました。)
また遊びに来たときに会えるよね?俺のこと忘れないかな?
と不安なぎゅうちゃん。そうだよね。お別れは寂しいよね。何もしてやれなくてごめんね。と思った矢先、おばあちゃんが
だんご虫ならいくらでもいるから大丈夫だよ。
と言うと『うん!!』と元気よく返事をするぎゅうちゃん。コロちゃん。どれも同じなんだ。となんか変にモヤモヤする私でした。
まとめ
生き物を飼うのは大変で飼うからにはきちんとお世話をしなければならず、もう少し大きくなって自分で色々出来るようになったらコロちゃんをお迎えする事を考えたいです(〃^∪^〃)とはいえ私は虫は自然界にいるのが一番だと思うのでお迎えするのは出来るだけ避けたいところです。命の大切さも学んで欲しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました!!