元旦那の仇に遭遇しました。
先日、子供達とスーパーの駐車場に車を停めていると、近くにある元旦那の仇の家の方から元旦那が着ていた作業服と同じ服を着た人がこちらに向かって歩いてきました。私は元旦那の仇の家は知っているものの仇の顔は知りません。(元旦那から体格とか髪型を聞いていた程度)でも、直感で《この人が仇に違いない!!》と確信し、高鳴る鼓動を抑えながら後を追うように店内へ入りました。
【ちなみに仇の家についてはこちら】
仇の風貌
元旦那の仇とは元旦那に意地悪していたグループのリーダーとも言える存在です。(元旦那談)この意地悪さえ無かったら離婚と言う結果ににはなっていなかったかもしれません。マイホームを買って二人目妊娠中の悪夢でした。
元旦那の仇は大柄で強そうな顔つきで私から見ても近寄りがたい感じの人でした。 この人を恐れて病んでしまった元旦那の気持ちが気弱な私には少し分かるような気がしました。だからと言って家族を捨てていい訳でも無いし、他の道を探すことも出来たと思うので何とも言えないのですが。
私は元旦那の仇である事をきちんと確認したくて、作業服の胸に刺繍された社名を見ようと怪しまれないようにこっそりと近づきました。そしてバクバクする心臓を抑えながら、やっとのことで見る事が出来た社名はなんと!!!ところどころ擦れてしまっていて読むことが出来ない状態でした。(私の勘違いで全然違う人だったとしたら本当に申し訳ありません。)
しょんぼりとその場を離れながら、ふと自分の取った行動の意味を考えてしまいました。
なぜ仇を追ったのか?
私は元旦那の仇の顔を知らないのに、この人に違いない!!となぜか確信していました。胸の刺繍はその気持ちを決定的な物にしたかったからです。
でも、もし仇本人だったとしても私は自分の素性を明かして、
あなたのせいで離婚したんです。
全てあなたがぶち壊したんです。
あなたの子供染みた行動が一つの家庭を壊したんです!!
と言う想像は出来ても、実際に言う勇気は無いので憎しみだけが胸の中に渦を巻いてモヤモヤした気持ちのまま後を去る事は目に見えています。それなのに心臓が止まりそうなほどドキドキしながら仇の後をついて回る自分の行動か理解出来ず、そんな自分に虚しさを感じてしまいました。※離婚についても意地悪についても。仇が全て悪い訳では無いのに人のせいにする自分が情けないです。すみません。
まとめ
離婚後の元旦那の不誠実な様子を見て《結婚生活を続けていても幸せにはなれなかった。》と確信しているのになぜこんな行動をしてしまったのか。自分で自分が分かりません。未練ももちろんありません。
離婚したのは仇がきっかけではあるけれど、元旦那。そして私自身の弱さが原因の一つである事はきちんと分かっています。それでもこの人が意地悪しなければ。と思ってしまう自分がいます。もし私が仇の立場だったらどんな気持ちなんだろう?と考えてみようとしましたが、黒いモヤモヤがかかって思考が停止して考える事が出来ません。
こんな面倒な気持ちは全部水に流して、目の前にある《今》だけを見て子供達と楽しく笑顔の毎日を過ごして行きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!!