私が保育士試験を受験したH27年の情報になります。。
参考程度に読んで頂けると幸いです(*´艸`*)
保育士試験、実技《音楽》ついて
・保育士試験の『音楽』は、幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲2曲を弾き歌いします。
・ピアノの伴奏には市販されている楽譜を使ったり、添付楽譜のコードネームを参照し、編曲したものを使います。
・楽譜は持ち込み可能で、ピアノ・ギター・アコーディオンのいずれかで演奏します。ピアノ以外の楽器は持ち込みになります。ギターはアンプの使用が出来ないので、アコースティックギターで演奏する必要があります。(カポタストの使用は可能です。)
・アコーディオンは独奏用を使ってください。
課題曲につい
私の受験したH27年の課題曲は、
『うみ』
『ちびっかぶーん』
この2曲でした。
楽譜探し
学科試験が終わった当日、解答速報で合格の確率が高いと分かった私はすぐに実技試験の勉強に取り掛かりました。(解答速報はユーキャンやキャリアステーションのHPで掲載されています。)
まずは楽譜探し。ネットで検索してみたり本屋さんで楽譜を探してみたりしたのですが、どれを使っていいのかさっぱり分かりませんでした。実技試験対策の市販本なども売っていたのですが、気に入らず困ってしまいました。言語表現のお話の台本も一緒に探していたところだったので思い切って
ユーキャンの『保育士実技試験対策コース』に申し込んでみました。
数日で教材が届き唖然としました。お手本のDVDが私の受験するH27年の課題曲や言語のお話では無く、昔の試験課題の使いまわしだったのです!!間違って発送されたのかと思い、ユーキャンに問い合わせしてしまいました・・・。
後日、DVDを見たのですが試験会場の様子や入退室の仕方など丁寧に映像化されていました。買って良かったです。実際の試験の様子がイメージ出来て安心して試験に臨む事ができました。DVD以外の冊子やCDはH27年版にきちんと変更してあり良かったです。(後日、H27年はコンビニコピーで格安でユーキャンの楽譜と言語の台本が買えた事が分かりショックでした・・・。DVDはオークションでも安く出品されているのですが、最新版の課題曲のDVDが欲しくて正規の値段で購入しました。とても残念です。)
楽譜の準備
試験本番で譜面台に楽譜を乗せる際、厚紙に貼った方が安定しやすいと思ったのでユーキャンから届いた楽譜をコピーして厚紙に貼り付けました。他の受験者の方はポケット式のクリアファイルに入れていました。次に楽譜に色を付けました。ドは赤、レは黄色、ミはオレンジといった感じです。※試験当日、試験官が楽譜を見る事は無いので、楽譜に『ド』とか『レ』と書いてしまっても大丈夫かもしれません。
練習の開始と注意点
実は私。子供の頃ピアノを習っていたのですが、当時からほとんど弾けませんでした。練習しないままピアノ教室に行くので、先生も匙を投げたほどです・・・。保育実習理論で初めて移調や伴奏の付け方を知ったくらいです。
実際弾いてみると、ところどころ間違えながらも何とか弾く事ができました。『ちびっかぶーん』は初めて聞いた曲だったのですが、ユーキャンのお手本の弾き方CDを何度も聞いて練習しました。
音楽の実技試験は間違っても弾き直す事は出来ません。間違ってしまっても最後まで止まることなく演奏を続ける方がいいそうです。伴奏が弾けるようになっても、歌が入ると途端に弾けなくなってしまいます。歌も合わせて練習するようにして下さい。
実際の試験で使用するピアノはアップライトピアノでした。普段キーボードで練習していると、鍵盤の重みが違うため戸惑ってしまうかもしれません。事前にピアノを触って確認しておいた方がいいと思います。ペダルは混乱するので踏みませんでした。
ちなみに私は、試験当日まで間違えずに弾ける事はありませんでした。母に、『そんなんで試験受かるの?』と言われてしまったほどです。(実際、試験結果は合格点よりちょっと高いくらいで危ない所でした。)
試験当日
・試験は1階にある、大きめのホールで行われました。外に椅子が置いてあり座って順番を待ちます。待っている間、前の人の演奏が聞こえてきてとても緊張しました。
・試験会場内は、右手にピアノが置いてあり試験官が2人離れた場所に座っていました。
・順番が来たら、係員に呼ばれて部屋に入室します。荷物を置き、試験管に受験番号シールを渡して試験スタートです。ピアノに座り自分のペースで弾き始めます。
私の時の試験官は、年配の女性の方と優しそうなおじいちゃんでした。自分では練習の時のように弾き歌いをしたつもりだったのですが、緊張のせいなのか部屋が広いせいなのか声が小さくなってしまい戸惑ってしまいました。一応間違えずに最後まで弾く事が出来ました。1曲目が終わったら一呼吸おいて2曲目を弾き歌いしました。終わったらお辞儀をして退出します。
最後に
ピアノを上手に弾くよりも、子供たちと一緒に歌って楽しく過ごす様子を思い浮かべながら弾き歌いすると、気持ちが伝わるかなと思いました。