人を羨ましがってばかりの自分が大嫌いです
私は本当に羨ましいの塊です。実家暮らしのシンママさんが羨ましい。自営業の人が羨ましい。仲良し家族が羨ましい。羨ましがってばかりの、
こんな醜く汚い心どこかに捨ててしまいたい!!
もしくは取り出して水道でジャブジャブ洗って汚れを取ったらどんなにスッキリするだろう。こんな自分にはもう疲れた!!
仕事をしなくていい人が羨ましい。
こんな風に思ったきっかけは私の会社の社長の息子さん。個人でネット通販の仕事をしているとは言うものの、いつも事務所でスマホを片手に座っています。現場が忙しくても手伝うことはほとんどありません。いつも『疲れた疲れた』と嘆いて、私に『毎日楽しくて幸せでいいね。ラクそうだね。』と声を掛けてきます。彼には彼なりの苦労があるのかも知れないけど、私はその姿を見ていつも思ってしまいます。
羨ましぃなぁ。
って。特に仕事をしなくても父親の会社から私の何倍ものお給料を貰ってる。そう思うと羨ましくてたまらないのです。今日は社長の機嫌が悪く理不尽な怒られ方をして隠れてメソメソ泣いてしまいました。(私は何も悪くないんです!!)その横でのんびりアクビをして過ごす息子さんを見て羨ましくて心が黒く重たくなりました。
手に入らない物を羨ましがるのは無駄。
他の職場でも度合いは違えど似たような事は多々ありました。だからいつも
彼らがシャキシャキ働いたからって私のお給料が変わる訳じゃない。どんなに羨ましがったってその地位が手に入る訳でも無い。私は余計な事を考えないで自分の仕事をして決められたお給料を貰って帰ればいいんだ!!
と思って頑張って来ましたが、今日は見れば見るほど羨ましく涙が出そうになりました。
自営業の息子さんたち。
私の会社に限らず取引先の社長の息子さんの多くが一度東京に出て違う仕事をして戻ってきた人です。(今は仕事を継いで皆さん頑張ってらっしゃいます。)私は戻れる場所があるっていいなぁ。戻れる場所があるのなら、失敗を恐れずやりたい事にも迷わずチャレンジ出来るのに!!なんて思ってしまいます。
自営業には自営業の大変さがあると思うし、何も知らない私がただ上辺だけを見て羨ましがってるだけなのかもしれないけど、どうしても羨ましがらずにはいられないのです。自分の親の会社で働けるという事だけでも喉から手が出るほど羨ましいです。
負の連鎖
子供達が大きくなって社会に出て働き始めたら、私と同じようなことを思うのかな?なんて思ったら申し訳なくて悲しくなってしまいました。生まれる場所は選べないとつくづく思います。(生まれる場所は選べない件については長くなるので後日また詳しく書きたいと思います。)
何とかしてあげたいと思うけど、何か事業を始められる訳でも才能がある訳でも無い。コネも無い。何もしてあげられない。母が自営業が羨ましいとポツリと呟き、私も同じ事を思う。何か大きな変化が無い限り、負の連鎖は続いていくんだろうな。
それでも私の頭の中は色々と諦めきれなくて、いいアイディアを探して自営になる夢を追い続けています。夢見すぎですかね。(実際は自分で仕事を取ったり色々と大変なのは分かっています。) 親が何でもしてあげるんじゃなくて未来は自分の力で切り開くもの!!と分かってはいるものの、努力をせずとも最初からそれを持っている人も世の中にはいる訳で。複雑です。
ヨクバール
話が逸れてしまいましたが私はきっと欲張りなんだと思います。手の中に有るものの大切さに気づいていながらも《もっと!!もっと!!》と完璧な幸せを求めて叫び続けています。もし、私が悪い魔法使いに化け物にされたらきっと《ヨクバール》になるはずです。(プリキュアとかによくあるあれ。)
努力して忘れようとしてもふとした時に湧き上がってくるこの黒い気持ちはいつになったら抜け出す事が出来るのだろうか?早く抜け出したい・・・。
まとめ
メソメソ落ち込みながらも保育園にお迎えに行けば子供達は笑顔で迎えてくれて、哺乳瓶で水を飲む事にハマっているパープーはテレビに映った真面目なアナウンサーさんに『どうじょ。(どうぞ)』と哺乳瓶を押し付け『ハイ!!あかちゃ~ん☆』という遊びを繰り返していました。私は暗い気持ちはスッカリ忘れて笑ってしまいました。(テレビはよだれでベチョベチョ)
そして『早く大人になりたい!!』というぎゅうちゃんに理由を聞くと『ママと結婚したいからだよ。』なんてプロポーズされて私は凄く幸せでした☆
メソメソしてばかりいないで、もっと勇気を出して一歩踏み出せば友達が出来たり趣味を見つけたり。趣味が仕事になっちゃったり!!なんて夢を現実にする可能性は充分あるんですよね。手の中にある大切な物を守りつつ。自分の幸せの為に何かを探してみたいと思います。最後までありがとうございました!!